イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル

Italian progressive rock festival 2011

7日の最終日(追加公演)に川崎クラブチッタに観に行ってきました。
会場にはまこと氏&いづみ嬢のBELLFAST組も。(^^) いづみちゃんが会う人皆に「あれ?今日は弾かないの?」的な突っ込まれ方をしててワロタw いや、俺も素でそう思ったんだけど、かの世界には色々と“大人の事情”ってやつがあるらしい。(以下略)

さて、この日の出演はOSANNAとPFMの2バンドで、共にオーケストラとの共演ステージだったんだが・・・いやはや、これがマヂ凄かった!
見た目完全におじいちゃんな方々(苦笑)が旨味たっぷりな超絶技巧を繰り出すっつー円熟プログレとしての劇的な妙味もさることながら、やはりオーケストラとロックなマインドがコラボった時に生まれるダイナミズムがたまらなく刺激的でねぇ。

中学生の時にRitchie Blackmoreを媒体にクラシックに触れ、それはもちろんハード・ロッカー視点ではあったんだけど、そこで自分なりに吸収した「アンサンブルが生むパワーとダイナミズム」ってのが、その時から今に至るまでヘヴィ・メタルやプログレッシヴ・ロックを楽しむ時の基礎になってる気がするんだよね。この夜のショウは、そんなベーシックなマインドを思い出させてくれた(気付かせてくれた)本当に凄い体験だったですよ。
音量とかスピードとか音色とかも、秀でたスペシャル・ワンがあればそれが激情に結びつくのはわかっちゃいるんだけど、やはり俺の琴線を刺激して色んな感情を運んできてくれるのは旋律とアンサンブルの結び付きなのだと再認識。

いやしかし、観てて思ったんだけど、クラシック畑の人ってのは本当に分解能が高そうだよね。俺らロッカーの10倍くらい(いやもしかしたら100倍以上?)の細かいタイミングまでコントロールできそう。まぁそれは「クラシックを演奏するための能力」だし俺らには彼らが持ってない「別の能力」が備わっているので比較する事ではないとは思うけど、正直ちょっとだけ見習いたいなぁと思う場面も、ね。

終演後にはOSANNAのオーケストラ・パートを指揮した石川さんとご挨拶&お話しできたりして、非常に有意義な一夜となりました。

2件のコメント

  • なんだか世代は違えども色々と同感。あたしはハードロックとクラシックをほぼ同時に吸収したクチで、最初からロックとクラシックの融合的なアンサンブルをアレンジするピアノの先生(もちクラシック畑のだけどw)に師事していたために、様々な楽器に触れて、様々な形態で自らアンサンブルを体験してきたけれど、やっぱりそのたびに感じていたのがその「ダイナミズム」であって、その完成した形がズキューンと衝撃的にハートに突き刺さった夜でした。隣で一緒に見てた友達も涙をこらえてる始末。感動的な夜だった。こったんよりも沢山の曲聴けてらっきー。

  • >akiちゃん
    うんうん、いいコメントだなーと思って読んでたら、最後の一文www なぜ張り合おうとするwww

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