SYMPHONY Xのアジア・ツアーの行程に残念ながら日本が入ってなかったんで、そのアジア・ツアー最終日にして、2007年終盤から1年半続いた“Paradise Lost World Tour”の最終日でもある22日(日)の台北公演を観に行ってきましたよ。

・台北へは21日(土)14時発成田発のエバー航空機で。　S.A.T.O.＆Kyokoﾀﾝのカレー組(笑/チケ手配TNX!!)と搭乗口で合流し、“Team Lie of Lies”(今勝手に命名w)いざ出発。

・エバー航空、CAのヲネイサン方がアシアナに勝るとも劣らぬ美女揃い！(嬉)　がしかし、機内食はかなーりダメダメ・・・。(x_x)　成田で軽く回転寿司で一杯飲っといて正解だった。
・何の気なしに見始めた映画「デスレース」が馬鹿馬鹿しくてすげー面白かったんだが、終盤のメッチャいいあたりで時刻は17時、機は台湾桃園国際空港に到着・・・結末を見ることなく・・・orz
・空港から市街地（宿のある台北駅）まではリムジンバスで約1時間。　到着した台北駅舎がいきなり重厚な巨大建造物で萌えまくり。

・19時前にホテルに着きチェックインすると、荷物を置いてそそくさと夜の台北タウンへGO！

・ホテルから歩いて向かった繁華街・西門町は、そこかしこにある屋台がアジア的な雰囲気を醸し出しながらも、全体的には日本で言うところの渋谷っぽい感じ。

・なーんとなく火鍋を食べるムードになってて、街を散策しつつ各店を覗くもどこも並んで待ってる感じ。　そのうちナイスな現地テイストを強く噴出するお店に空席があるのが目に入ったので、深く考えずに突入！

・点心やら鍋やら、お店のおばちゃん小姐に薦められるがままにオーダーしたんだけど、どこもこれもとにかく美味くて大満足。　そして1人あたり1000円未満という激安さに驚愕。
・食後、西門周辺をさらに散策したあと台北駅周辺に戻ってもう一杯飲む場所を探すも、適当な店を見つけられなくて結局コンビニでビール買ってホテルの部屋でもうひと飲み。　そして爆睡。
—
・土曜の朝食は、ホテル近くの屋台街でお粥やら湯包(小龍包)を買って立ち食い。　点心とか、値札に「6つで40NT$」とか書いてあっても交渉すれば1個単位で売ってもらえるのが嬉しいス。

・しばらく午前中の台北駅前を探索した後は、同じく日本からやって来られたハネ満さん＆おでんちさんも合流して、あらかじめ目星を付けといた台北駅2Fのフードコートでランチ。

・ここで、成田で買ったるるぶに載ってて一番楽しみにしてた「魯肉飯」をセレクト。　豚バラの角煮を細切れにして甘辛いタレで和えたものをご飯に乗せた丼ぶりで、予想通りメチャウマ！！　帰国したら家で作ってみようと誓ったですよ。
・魯肉飯で大満足した後、午後はそれぞれ別行動。　俺らは武昌街からプンプン漂う下町っぽさを堪能しつつ、昨日晩メシ食った西門エリアでしばしお土産を物色。

・昨日の晩メシ時もそうだったけど、屋台エリアには臭豆腐(発酵させた汁で豆腐を漬け込んだ物)の強烈な匂いが充満。。　風呂に入ってないオッサンの匂いみたいでけっこう厳しいデス。　ちなみにこの臭豆腐、正しくは「しゅうどうふ」なんだけど、俺らはこの道中ずっと「クサどうふ」と呼んでたw
・お土産の多くは、なんちゃって日本語なお菓子。(笑)　日本文化が生活レベルで染み込んでいると感じさせるけど、こういうテキトーな表記が町中に溢れてマス。　ま、日本のテキトー英字も同じだろうなー。

・台湾、さすがに沖縄よりはるか南の亜熱帯に位置するだけあって、この時期でも既に本当に暑い。　この日の最高気温は26℃。　半袖Tシャツ一枚でも汗ばむ・・・てか、ガッツリ歩き回ってるので、早くも夏バテでKO状態だったり。(弱)

・そろそろライヴ会場付近に向かう時刻が近づいてきて、一旦ホテルに寄って荷物を置いてから台北駅からMRT(地下鉄)淡水線に乗って、会場である「劍潭海外青年活動中心」の最寄駅“劍潭”へ。
・地下鉄は近代的にメッチャ整備されてて、チケットは磁気トークンでとってもエコ。
・劍潭に着くと、まずは名所になってる屋台村「士林夜市」で腹ごしらえ＆事前呑み。　窒息必至にに混雑してると事前に聞いてたんだけど、まだまだ17時ってことで一部の名物店を除いてそんなに混み合ってなくてラッキー。

・ここでも“クサどうふ”の刺激臭にメゲ気味だったけど、チョイスした麺類(名前忘れた)が超美味だったので全然無問題！
・そして、約10分弱歩いて劍潭海外青年活動中心へ。

・会場となるホールは公園に囲まれてるってことで、同じく鶴舞公園の中にある名古屋市公会堂に通じる雰囲気。

・しかし、ここからが長かった・・・。　開場時刻の18:30を過ぎても、入場する気配は全くナシ。　物販でツアーTシャツ(なんと500NT$≒1,400円!)を予約したり持ってなかった Russel のソロ作 “Atomic Soul” (こちらもなんと300NT$≒830円!)を購入したりしつつ、ダラダラとダベりながら待つこと約2時間、ようやく入場・・・。
・ほどなく、サポートの ETERNAL なる地元のプログレ・メタラーのショウがスタート。

・このホール、サイズ的には横浜BLITZに非常に近く、キャパは約1000人とのこと。　フロアの後方半分に椅子が置いてあるのが妙な感じ。。　そしてこの日の客入りは、多く見積もって300～350ってとこかなぁ。。

・ETERNAL は技巧的にはソコソコ上手いんだけど立ち姿がチョー素人っぽくてまるで学園祭バンド。。　正直もっと他にいいバンドいなかったの？って思いが・・・。　でもまぁけっこうウケてたし、会場を暖める役割は果たしたかと。
・そして・・・壮麗なイントロ “Oculus Ex Inferni” が流れ、テンション最高潮に達すると同時に、待ちに待った我らが SYMPHONY X が登場！！

・いきなりハイライトの “Set the World on Fire (The Lie of Lies)” から、もう大興奮の嵐ですわ。

・Romeo は本当に大人気。　ソロん時とかマジで会場中の全員が Romeo に釘付けだったもんな。

・Jason Rullo (dr)、メッチャ小柄なのにパワフルかつ手数王で萌えるス。　叩いてる姿は精巧なからくり人形みたい。　だが、それがいい。

・Michael Pinnella (key) は、Hittavainen＠KORPIKLAANI に似てるよねw　コーラスで上のパートを担当することが多かったんだけど、意外にしっかり歌えてて驚いたり。

・途中から Michael Lepond (b) が Mike＠DESTRUCTION に見えて仕方なかったwww

・そしてやはり、SYMPHONY X つったらなんといっても Russell Allen (vo) に尽きるでしょう！

・マフィアか悪役プロレスラーかっちゅー悪辣極まりないルックス(失礼w)とは裏腹な、そのエモーションな歌いっぷり＆名フロントマンっぷりに改めて烈しく感動！　特に “Evolution (The Grand Design)” でのソロ前のメロウ・パートの情感には完全に殺られた！

SYMPHONY X at Taipei International Youth Activity Center (Feb 22, 2009)
1. Oculus Ex Inferni
2. Set the World on Fire (The Lie of Lies)
3. Domination
4. Serpent’s Kiss
5. Masquerade
6. Paradise Lost
7. Inferno (Unleash the Fire)
8. Evolution (The Grand Design)
9. Smoke and Mirrors
10. Revelation (Divus Pennae Ex Tragoedia)
　　 ～ Paradise Regained (TDWOT)
Encore:
11. Eve of Seduction
12. Of Sins and Shadows
13. Sea of Lies

・燃え尽きた・・・。　マヂで来てよかった。(感涙)
・終演後はそのままフロアでメンバーとミート＆グリート。　Russell 愛してる！(笑)

・会場をあとにしたのは結局23:30を回った頃。。　しかし、懲りずに再び士林夜市へGo！

・営業時間はだいたい25時あたりまでらしく、もう人はまばら。　夕方凄い行列だった小林紅油抄手の辛いワンタンや豪大大鶏排(特大フライドチキン)といった名物も、特に並ばずにGET☆　ビールと美味いつまみと共にライヴ後の余韻に浸るひと時はサイコーすね。

・おなかも満足したしそろそろお店も閉まってきたしで、タクシーでホテルへ。　地下鉄5駅相当の距離でNT$180(≒500円)と、タクシーもやっぱり激安。
・そしてやっぱりコンビニでビールを仕入れて、夜市でテイクアウトしたビーフン炒めをつまみに一杯飲んで・・・爆睡。
—
・帰国の日の朝も、ホテル近くの屋台でお粥と魯肉飯を。　魯肉飯は肉と野菜がうま煮になってたりして予想したものと全然違うものが出てきたけど(汗)これはこれで美味なのでオッケー。
・午前中なのに気温は既に29度！　身体がこの暑さに慣れてないのと昨日テンション上げ過ぎた反動で、帰国目前にして少々夏バテ状態に。。

・台北駅を正午発のリムジンバスに乗って、約1時間弱で空港に到着。　イマイチ体調優れなかったけど、空港のフードコートで小龍包と酸辣湯を食べたらちょっと元気になりました。
・そして、キティ号に乗り込んで一路成田へ。　再見！台湾！

・CAのヲネイサンの美女率は、往路よりも若干低め。。　そして機内食もやっぱり・・。
・往路では途中までしか見られなかった「デスレース」を、無事エンディングまで観了♪　「実写版マリオカート」(刑務所脱獄ドラマ付き) でオモローだったよ。
・到着した成田はの気温は5度。　さっきまで29度だったのに5度!!　死ぬ！
つーことで、オツカレサマデシタ！
いやーホントに美味しい旅だったなぁ。　とにかく何をするにも激安だったために初日に両替したNT$が大量に余ってるんで、そのうちまたメシを堪能するためだけでも行ってみよっと。